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なぜ世間のお母さんは「投資は危ない!」と言って子供を育てるのか

【6】「投資」に対するイメージはポジティブ? それとも……

PRESIDENT WOMAN Online 著者プロフィール
中野 晴啓 なかの・はるひろ
セゾン投信株式会社 代表取締役社長

中野 晴啓1987年明治大学商学部卒業後、現在の株式会社クレディセゾン入社。セゾングループで投資顧問事業を立ち上げ、海外契約資産などの運用アドバイスを手がける。その後、株式会社クレディセゾン インベストメント事業部長を経て2006年に株式会社セゾン投信を設立、2007年4月より現職。米バンガード・グループとの提携を実現し、現在2本の長期投資型ファンドを設定、販売会社を介さず資産形成世代を中心に直接販売を行っている。セゾン文化財団理事。NPO法人元気な日本をつくる会理事。著書に『投資信託はこうして買いなさい』(ダイヤモンド社)、『預金バカ』(講談社)など。

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文=セゾン投信株式会社 代表取締役社長 中野晴啓
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近年、若年者に対する金融教育の必要性が叫ばれています。セゾン投信社長の中野晴啓さんが、ある大学で投資に関する講義を行ったところ、事前のアンケートではほぼすべての学生が「投資」のイメージを“良くないこと”と回答したそうです。「投資」に対するネガティブなイメージは、何に起因するのでしょうか?

あなたの“株式投資”に対するイメージは?

前回の連載第5回「『インフレなのにゼロ金利』が引き起こす恐ろしい事態」(http://woman.president.jp/articles/-/726)では、「脱・預金バカ」の行動規範は、「預金をインフレに打ち勝つ資産に置きかえる」ことであると述べました。その具体的な手段が「貯蓄から投資へ」、すなわち投資であり、私たち生活者にとって最も一般的なアプローチは株式投資でしょう。

さて皆さんはどうでしょう? “株式投資”と言われてどんなイメージを持ったでしょうか? きっと素直に受け入れられる人は少ないはずです。なぜなら「投資」という言葉は、世間では一種のネガティブワードと言ってもいいほどイメージが良くないのです。

「株なんて、危ないことをやってはだめよ!」と、親から言われた経験がある人が少なからず存在します。子を思う親にそう言わしめた背景には、何があるのでしょうか?

先日、ある大学で400名程度の学生たちに向けて、投資について講義してきましたが、アンケートを見たら受講前の「投資」のイメージは、ほぼすべての学生が“良くないこと”と回答していたのです。恐らくプレジデントウーマンオンライン読者の皆さんも、そうなのではないかと推察します。

僕のこれまでの経験値と照らし合わせて見ても、多くの人の「投資」のイメージは、「怖い! 危ない! 損しそう!」あるいは、「下品! ダーティー! ブラック!」といった悪印象のフレーズが並びがちです。まずは日本社会にデファクト化された、「投資」に対するイメージの誤解を解くところから話を進める必要があると思います。

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